レンジフードといえば設置場所が高いため、掃除がしにくく、しかも油汚れを中心にキッチンの中でも手ごわい汚れが付きやすい場所です。
そのような場所の掃除には、掃除のプロであるハウスクリーニングを利用するのがおすすめです。
今回は、ハウスクリーニングでレンジフードを掃除してくれるサービスについて解説していきましょう。
ハウスクリーニングによるレンジフード掃除の特徴
ハウスクリーニングによって行われるレンジフード掃除の特徴として次のものが挙げられます。
・内部まで清掃してくれる
・しつこい油汚れも掃除できる
・換気の性能の改善が期待できる
・ニオイがよくなる
これらについてみていきましょう。
内部まで洗浄してくれる
ハウスクリーニングは、内部まで掃除してくれます。
レンジフードの外側やフィルターだけでなく内部のパーツや内部の壁面なども掃除するため、内からしっかりきれいにしてくれるでしょう。
しつこい油汚れも掃除できる
レンジフードの油汚れは、シンクの汚れと比較にならないくらいしつこいものになっています。
このような強力な汚れもハウスクリーニングでは得意分野です。
業務用の特殊な洗剤を使用するだけでなく、清掃するための道具の工夫やハウスクリーニングをするスタッフの技術によって、しつこい油汚れも問題なく落としてくれるでしょう。
換気の性能の改善が期待できる
フィルターやレンジフード内部の目詰まりもハウスクリーニングできれいになります。
それによって換気の性能が向上し、使い始めた当初の、本来のレンジフードの性能を発揮してくれるのです。
もちろん、換気がスムーズになることで、モーターなどの負担が減り、寿命が延びるだけでなく、少ない強さで煙を廃棄してくれるため電気代の節約につながる可能性もあります。
ニオイがよくなる
台所に入ると、なんとなくニオイがするといったケースがあります。
これは、生ごみなどのごみやシンクから出てくるケースも見られますが、実はレンジフードの中から匂うことがあります。
肉や魚の脂分や食用油が内部に付着し、酸化することで嫌なニオイを出している可能性があるからです。
こういったものを清掃で取り除くことによって、今まで気になっていた台所のニオイが改善されることもあります。
さらにレンジフードを動かすと、特にひどくなったそのニオイもハウスクリーニングでかなりスッキリする可能性があるでしょう。
ハウスクリーニングのレンジフード掃除の流れ
ハウスクリーニングにレンジフード掃除を依頼した場合、次のような流れで施工してくれます。
1・レンジフードの状態を点検
2・周囲を養生
3・分解
4・洗浄
5・ふき取り乾燥
これらについて解説します。
レンジフードの状態を点検
ハウスクリーニングを行う前に、まず状態を点検します。
具体的には、異音の有無、故障の有無、吸い込みの状態といったものです。
これは、ハウスクリーニング前のトラブルを避けるための確認もありますが、特にどのようなところが汚れなどで問題を生じているか確認したり、必要に応じて修理を案内するために行います。
依頼する方と一緒に確認するので、立ち会うことでクリーニングが終わったあと、ハウスクリーニング前後の状態の違いがわかるでしょう。
周囲を養生
ハウスクリーニングでは、かなり大掛かりな洗浄をしたり、意図しない飛び散りが発生したりします。
そういった状況で起こる水の飛び散りや汚れを防ぐために養生を十分に行います。
ビニールシートや養生テープなどを使ってしっかり行うのが基本です。
分解
十分な養生ができたらレンジフードをどんどん分解していきます。
専用の工具などを使って分解できるものを分解し、それぞれ洗浄できる状態にするのがこの作業です。
洗浄
ハウスクリーニングのメイン作業になります。
主に次のような場所を中心に行います。
・本体
・フィルター
・ファン
・カバー
本体はレンジフードの外側だけでなく、内部もしっかり清掃するのが基本的な流れです。
専用の洗剤を使って汚れを浮き上がらせたあとにブラシを使用して徹底的に洗浄を行います。
次にフィルターは、外したらすぐに洗浄液につけ置きしておき、汚れが浮き出たらブラシで洗浄します。
これによってしつこい油汚れも落ちてくれます。
ファンも同様につけ置きしますが、こちらはさらに手ごわい汚れなので、お湯と洗浄液を混ぜた液体につけ置きすることがほとんどです。
一度に洗浄するのではなく、はがれた様子を見ながら並行して洗浄するケースも見られます。
レンジフードのファンは多くの羽根で構成されていますが、いずれの方法でも一枚一枚丁寧に洗浄するのが基本です。
内部のカバーであるフードカバーも洗浄します。
こちらは専用の洗剤を使用して拭いていき、水拭きなどで仕上げる方法が基本的な流れです。
このようにして徹底的にレンジフードをハウスクリーニングしていきます。
ふき取り乾燥
最後にレンジフードの仕上げをしていきます。
ふき取りを行い、なかに残った無駄な水分や外側に付いた水分を拭いていく流れです。
十分にふき取りが終わったら、試運転を行い、問題なく動作したら養生を外して片づけを行って一連の清掃が完了します。
ハウスクリーニングの会社によっては、その後連絡を入れてレンジフードの様子などをヒアリングし、問題があれば再度訪問して問題個所の洗浄や取り付けを行うケースもあります。
まとめ
個人ではなかなか難しいのがハウスクリーニングのレンジフードです。
日頃掃除できない部分でもありますが、今回紹介したハウスクリーニングを利用すればレンジフードの内部だけでなく、パーツまで分解洗浄してくれます。
しかも、業務用の専用洗剤を使用するので、非常にきれいな状態にすることができ、フィルターやカバー部分もピカピカにしてくれます。
このようにハウスクリーニングの中でも特に効果を実感できるレンジフードについて、ハウスクリーニングへの依頼を検討してみるのもおすすめです。
まずは、気になるハウスクリーニングに見積もりを取ってもらうことから始めてみましょう。