エアコンや窓ガラス、サッシ、トイレやキッチンなど自分では掃除がなんとなく大変でそのまま放置したくなります。
一方で、それらを放置してしまうと自分では掃除しきれなくなってしまうのも事実です。
そのような時に利用したいのがプロの掃除サービスであるハウスクリーニングです。
ただ、どの程度の頻度で利用したらいいのか、最適なタイミングなのかわからないという方も少なくありません。
そこで今回は、ハウスクリーニングの最適なタイミングや頻度について解説します。
ハウスクリーニングを依頼するのに最適なタイミングとは?
最初にハウスクリーニングを依頼するのに最適なタイミングを解説します。
また、避けた方が良いタイミングも紹介しましょう。
少ない頻度ならこの時期がおすすめ
年に数回程度かそれ以下の場合、ハウスクリーニングは次のような時期に依頼するのがおすすめです。
・初秋
・冬場(年明け)
夏が過ぎたころにハウスクリーニングを依頼するのがおすすめです。
この時期はエアコン掃除がひと段落し、特に掃除が集中するイベントもないからです。
また、そこまで寒くないためハウスクリーニングの方も窓の外側などを手間暇かけて掃除してくれることもあります。
さらにそれなりに気温も落ち着いているため、窓を開けてハウスクリーニングをしてもらっても、そこまで寒くありません。
そういった意味でおすすめの時期です。
冬場もおすすめです。
特に年明けから冬のピークの時期です。
この時期は大掃除のシーズンも過ぎており、ハウスクリーニングの業務の依頼もそこまで多くありません。
そのため、予約を取りやすく、まとめて依頼すれば、少しお得に清掃してくれるケースも見られます。
窓を開けると若干寒いですが、外出などをしてハウスクリーニングの方に掃除してもらうことで回避できます。
いずれも予約を取りやすいため、おすすめの時期といえるでしょう。
具体的には大掃除あとの1~2月や10月頃を狙って予約するのが最適なタイミングです。
この時期にハウスクリーニングを依頼するのはおすすめしない
次の時期にハウスクリーニングを依頼するのはおすすめできません。
・5から8月の初夏から夏にかけて
・年度末や年度初め
・年末
まず、初夏から夏までの時期、5から8月はおすすめできません。
その理由としてエアコン掃除の予約が多く入っている時期だからです。
ちょうど寒さも和らぎ、これから冷房をかけるというタイミングでエアコンのハウスクリーニングを依頼する注文が殺到します。
この時期はハウスクリーニングの繁忙期でもあるので、エアコンの掃除料金も高額になるうえ、予約が取りにくくなります。
場合によってはエアコン掃除以外を受け付けてくれないケースすら珍しくありません。
そういった理由から、この時期のハウスクリーニングはおすすめできません。
また、参考として費用面は、通常期が1万円前後で受けられるエアコン掃除も繁忙期が1万5千円程度に跳ね上がります。
次に年度末や年度初めもハウスクリーニングを依頼するのに適さない時期です。
なぜなら、この時期は引っ越しシーズンとも重なり、以前の場所のハウスクリーニング依頼が殺到したり、新居のハウスクリーニング依頼が集中したりする時期です。
こういった時期に依頼すると、予約が取りにくかったり、長時間必要な複数の場所のハウスクリーニング依頼を断られてしまったりします。
年末といえば大掃除です。
当然ハウスクリーニングも繁忙期に入るため、ハウスクリーニングを依頼するのはおすすめできません。
スケジュールが12月の中旬以降に集中してしまっており、とにかく時間との戦いになっているケースすらあります。
そのため、掃除の質などの考慮すると別の時期になるといえるでしょう。
季節によって適さない場所がある
頻度を最小限にしてハウスクリーニングを依頼する場合、季節によって適さない場所があります。
それは次のようなところです。
・秋冬の窓ガラスやサッシ
・夏場の水回り
まず、秋冬の窓ガラスやサッシは、外での仕事が寒くて効率も悪化するだけでなく、雪や台風などですぐ汚れてしまいます。
そのため、あまりおすすめできない場所です。
可能であれば、それらの時期を避けるのが良いでしょう。
次に夏場の水回りです。
この時期はカビが繁殖しているので、トイレ、キッチン、浴室など時間がかかるうえに手間もかかるため費用が増してしまったり、十分な清掃効果が得られなかったりします。
また、追加で夏場の防カビコーティングなどを別に注文する必要も出てくるでしょう。
ハウスクリーニングは最低年1回程度の頻度でOK
ハウスクリーニングは年に何回か依頼した方が良いといえますが、それは理想的な頻度です。
費用や手間などを考えると年1回程度でも問題ありません。
ただし、普段から自分たちである程度掃除しておくことが前提です。
こまめに掃除をして、閑散期にまとめて依頼することで安く清掃をしてくれるだけでなく、時間をかけて丁寧に清掃してくれることも少なくないでしょう。
このように普段自分で清掃をして仕上げに年一回の頻度でハウスクリーニングにまとめて依頼するのが最適な頻度といえます。
また、閑散期に依頼することで、スケジュールや費用面でかなり有利です。
まず、ハウスクリーニング側に余裕があるので、こちらの指定した日に来てもらいやすいことが挙げられます。
繁忙期に依頼してしまうと、スケジュールがいっぱいで反対にこちらに対して日時を指定されてしまうことも多いからです。
費用面でもかなりメリットがあります。
先ほどのエアコン掃除のように30%引き以上の割引率で清掃してもらえるだけでなく、値段交渉がしやすくなったり、ハウスクリーニングによっては早割などの特典が利用できたりします。
まとめ
ハウスクリーニングは、時期をずらすとお得に利用できるケースもあります。
今回紹介した頻度やタイミングをもとにハウスクリーニングを依頼してみましょう。
きっと掃除のクオリティが高く、汚れもきちんと落としてくれる上に料金も安いというコストパフォーマンスの高い清掃サービスが受けられるはずです。