換気扇の掃除は、自分で行うと非常に大変で、中まできれいにならないことが多くあります。
ハウスクリーニングでプロに掃除を依頼することで、どのようなことがしてもらえるのかを知りたい人も多いでしょう。
洗剤や掃除の方法、分解などのサービスについてご紹介しますので、参考にしてください。
換気扇の掃除はどのような点が大変?
キッチンで使われている換気扇は、油汚れがたっぷり付いているため簡単に落とせないことが多くなります。
また、タバコを換気扇の下で吸う場合もあり、ヤニで汚れている場合もあるでしょう。
自分で掃除をしても、なかなか汚れが落ちず、時間がかかる、手間がかかるということが多い傾向です。
換気扇の掃除は、自分では難しいという場合も多いでしょう。
換気扇の汚れの種類とは
具体的にキッチンの換気扇の汚れの種類について見ていきます。
キッチンの換気扇の汚れの種類は、主に油汚れとそこにさらに付いたほこりです。
ベタベタした黒ずんだ汚れとなっていて、固まっていて取れづらい、厄介な汚れとなっていることが多いでしょう。
換気扇の構造とは?分解できる?
キッチンの換気扇の掃除では、中まで分解して掃除をしたいと多くの人が思います。
しかし、自分で行った場合に、構造がわからずに、どう掃除をしたらいいのかがよくわからないでしょう。
キッチンの換気扇には2つの種類があって、主流の円筒型のシロッコファンタイプと小さめの換気扇によくあるプロペラファンタイプがあります。
シロッコファンタイプは、金属製のレンジフードで覆われていますので、レンジフード自体も汚れていることが多くなります。
換気扇内の掃除をする場合は、整流板がある場合は外し、ない場合はフィルターから外していくのが手順です。
回りにある円盤のようなベルマウスを外し、円筒形のシロッコファンを外して分解します。
プロペラファンの場合は、プロペラを外し、カバーを取るだけですので簡単に分解できます。
自分でも、掃除をしようと思えば、分解をして掃除をすることも可能です。
ハウスクリーニングで換気扇掃除を依頼した場合の内容とは
ただ、換気扇を分解するのが不安という場合も多いでしょう。
時間をかけて掃除をするのが大変、プロのハウスクリーニング業者にお願いして、きれいに中まで分解して掃除をしてほしい場合も多くなります。
プロのハウスクリーニングに換気扇掃除を依頼した場合の内容について、詳しくご紹介しますので、参考にしてください。
換気扇の掃除サービス箇所はどこまで?
換気扇の掃除をハウスクリーニング業者に依頼した場合ですが、掃除サービス箇所は、シロッコファンタイプの場合は、整流板、油受け、フィルター枠、シロッコファン、照明カバー、羽根どめ、部品、ネジ、ダンパー、レンジフード内外などです。
プロペラファンタイプの場合は、カバーパネル、プロペラ、油受け、羽根どめ、部品、ネジなどの掃除が行われます。
換気扇でレンジフード付きの場合は、加えてレンジフード内外が掃除箇所です。
分解できる場合は分解して、レンジフードまで掃除をするのが基本です。
換気扇の分解サービスとは
プロのハウスクリーニングに掃除を依頼した場合、分解して各部品を浸け置きして、徹底的にきれいにしてくれるのが嬉しいでしょう。
また、掃除後にきちんと動作を確認して問題ないかを点検してくれるのも嬉しいサービスです。
照明カバーや周辺の壁の油汚れなど、周辺箇所の汚れにも対応してくれます。
換気扇の掃除に使われる洗剤とは
プロのハウスクリーニングに依頼した場合は、頑固な油汚れの箇所にも対応した、専門の洗剤が使われます。
市販の洗剤ではなく、専門の洗剤を持っているのが強みです。
また、しっかり漬け置き洗いをしてくれますので、隅々まできれいになります。
ハウスクリーニングの換気扇の掃除サービス時間は?
ハウスクリーニングに換気扇の掃除を依頼した場合には、シロッコファンで大体2時間30分~3時間程度、プロペラファンで 1時間30分~2時間程度の作業時間です。
中の箇所まで分解し、浸け置きしますので時間も必要です。
自分で掃除をする場合には、分解や組み立ての手順も悩んでしまい時間もかかります。
プロに依頼することで、効率的に掃除がしてもらえます。
換気扇の掃除を怠るとさまざまなトラブルや故障が発生
換気扇の掃除は、定期的に行って対応することが大切です。
年に1~2回程度は行うのがおすすめです。
汚れた換気扇への対応を怠っていると次のようなトラブルや故障が起きますので、注意してください。
汚れが蓄積されることで、フィルター機能が低下。換気効率が悪くなり、吸いきれない油がキッチン周りに付着してしまうことがあります。
また、溜まった油汚れでモーターに負担がかかり、最悪の場合には故障してしまうでしょう。
また、換気扇への対応では内部に水漏れしてしまわないように気を付けることも大切です。
換気扇の羽根を付けたまま、水で拭かないようにしてください。
換気扇の内部の箇所まで濡れてしまった場合、通電したというケースもあります。
モーターなど内部の箇所が水漏れしないように充分注意することが必要です。
汚れとは関係ないのですが、換気扇が結露して水漏れすることもあります。
急激な温度変化や台風や雨風で排気口から水が浸入することもありますので、換気扇の水には注意して扱うことが大切です。
換気扇の掃除はできれば定期的にハウスクリーニング業者に依頼したい!
換気扇の掃除についてご紹介しました。
油汚れだけでなく、そこにほこりも付いてしまい、落とすのも大変なのが換気扇の汚れです。
できれば、年に1~2回程度ハウスクリーニングのプロにお願いして、内部まできれいに分解して掃除をするのがおすすめです。
また、自分で掃除する場合には、内部に水漏れをしないように気を付ける必要もあります。
掃除後にきちんと動くかどうかも確認する必要があるでしょう。
プロの専門業者に依頼することで、安心して依頼でき、汚れの箇所や専門の洗剤についても知識を持っています。
時間もかかる換気扇掃除は、プロにお願いしてみることで解決してみるのもいい方法といえます。